OMSコンサルティングは、これまで多様な業界・規模の企業様に対し、「伴走型コンサルティング」を通じて着実な成果に貢献してまいりました。コロナ禍も含め、この10年間で20社のクライアント様の課題解決をサポートしています。
具体的な実績として、以下のような事例があります。
導入事例1:管理職育成による組織力強化(建設会社 A社)
【背景と課題】
• 従業員数:約120名
• 職人気質の管理職社員が増加。
• チーム内の意思疎通不足と管理能力の不足が原因で、パフォーマンス低下と離職リスクが顕在化。
• 「どのような人材育成が最適か」を模索していた。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 経営者や管理職社員との1 on 1面談を通じ、個々の強み・課題を徹底分析。
• 各管理職社員や部下の日頃の業務状況をヒアリングし、課題を共有して優先順位をつけ、KPIを設定。
• 研修や勉強会をオーダーメイドで設計し、補佐的な役割として実施。
• 定期的なフォローアップ面談により現場での実践状況を確認し、必要に応じてアドバイスや教材をアップデートする伴走型伴支援。
【成果】
• 管理職社員は研修後、着実にマネジメントスキルを習得し、部下との信頼関係が向上。
• チーム内コミュニケーションが活性化し、業務効率・プロジェクト進行率が大幅にアップ(不具合発生率:約20%→5%以下)。
• 中長期的には離職率も低下し、A社全体の成長エンジンとしての管理職候補層層も成長。
• 伴走型支援コンサルティング継続中。
導入事例2:経営者の右腕として事業承継を支援(サービス業 B社)
【背景と課題】
• 従業員数:約80名
• 創業者である社長のもと、次期経営者(息子)の育成が急務だが不十分。
• 経営ノウハウの継承や、日々の業務での経営判断サポートが不足。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 社長と次期社長候補との定期面談を実施し、双方の課題や不安を丁寧にヒアリング。
• 事業全体の現状分析と課題整理を行い、事業承継に向けたロードマップを共同で策定。
• 次期社長だけでなく管理職社員の1 on 1面談結果や現場のフィードバックを活かし、意思決定プロセスやコミュニケーションを改善。
【成果】
• 次期経営者候補は新社長に就任後、会長へ独自の経営戦略を提案できるように。
• 各管理職社員は従来の社長依存から新社長との信頼関係を築き、新しい組織体制やブランド力強化に取り組む。
• スムーズな事業承継を実現し、将来に向けた安定経営基盤を確立。
• 新たなテーマにおいて伴走型コンサルティング継続中。
導入事例3:管理職育成のスピードアップ(IT企業 C社)
【背景と課題】
• 従業員数:約40名
• 急成長に伴い中途採用した管理職のマネジメント力不足が顕在化。
• リーダー層のコミュニケーション不足がプロジェクトの遅延を招き、経営陣は「育てる時間がない」というジレンマに。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 戦略的な「デレゲーション研修(仕事を部下に任せる方法)」や週次進捗チェックシートを導入し、日々の課題解決をサポート。
• 技術リーダー向けに心理的安全性構築のワークショップを実施し、意見交換を促進。
• 管理職の評価制度と連動したインセンティブを設計し、モチベーション向上を図る。
【成果】
• プロジェクト納期遵守率が61%→92%へ向上し、受注数も約30%増加。
• 管理職と部下の1 on 1面談が週1回ペースで定着し、日常的な課題解決が迅速化。
• 従業員の帰属意識が高まり、組織全体が活性化。
• 1年6カ月で伴走型支援の完了。
導入事例4:人事評価制制度の実用化、教材作成でOJT効率化(小売業 D社)
【背景と課題】
• 従業員数:280名
• ベテラン社員の退職で暗黙知が組織から失われ、新人教育に通常6カ月以上かかっていた。
• 従来のマニュアルは形式的で、実務に直結した知識伝達が不足。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 部署ごとにマニュアルや手順書、Q&Aなどを整備してデータベースを構築。
• 成功事例・失敗事例をもとに実践的な「ナレッジマップ」を作成。
• 定量評価が可能なOJT進捗管理シートを導入し、教育プロセスの可視化と改善を実現。
【成果】
• 新人の即戦力化期間が6カ月→3カ月に短縮。
• 教育用動画コンテンツ制作の工数が大幅に削減され、教育効率が飛躍的に向上。
• ベテラン社員の知見が組織資産として定着し、マニュアルの更新頻度も向上。
• 2年6カ月で伴走型支援の完了。
導入事例5:離職率改善と生産性向上(製造業 E社)
【背景と課題】
• 従業員数:約350名
• 高い離職率(年間30%)による生産性低下と採用コスト増加が深刻。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 経営者、人事担当者、現場社員へのヒアリングやアンケートで離職要因を徹底分析。
• 公平で透明性の高い評価制度と業績連動型給与体系を再構築。
• 管理職向けの定期的な1 on 1面談でリーダーシップを強化し、キャリアパスを明確化。
• 社員エンゲージメント向上セミナーを年間3回実施し、チームビルディングや意見交換の機会を創出。
【成果】
• 導入後2年間で離職率が30%→10%に大幅低減。
• 社員一人当たりの生産性が15%向上し、採用コストも年間約20%削減。
• 評価制度の見直しで社員の成長意欲が高まり、組織全体のモチベーションも向上。
• 3年で伴走型支援の完了。
導入事例6:IT企業における管理職育成プログラムで業績向上(IT企業 F社)
【背景と課題】
• 従業員数:約170名
• 中堅管理職のマネジメントスキル不足がプロジェクト遅延やチーム内不満の原因に。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 管理職対象のインタビューと社員アンケートを実施し、現状把握と課題整理。
• 毎月1回の1 on 1面談により、個々の課題に合わせた行動計画を策定、伴走型支援。
• 効果的なマネジメント手法をまとめたマニュアルや教材を作成し、全社で共有。
• 「初めて部下を持つときの心構え」「風通しの良い組織の作り方」など専門セミナーを定期開催。
【成果】
• プロジェクト完了率が75%→ほぼ100%に向上し、納期遵守も達成。
• 社員満足度調査の平均スコアが30%アップ(定期アンケート結果)。
• 年間売上が約25%増加するなど、組織全体のパフォーマンスが向上。
• 2年6カ月で伴走型支援の完了。
導入事例7:全国展開飲食チェーンの組織文化改革で売上拡大(飲食業 G社)
【背景と課題】
• 従業員数:210名(全国複数店舗展開)
• 店舗間の業務プロセスやサービス品質にばらつきがあり、社員の経営参加意識が低迷。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 経営者、各店舗マネージャー、従業員へのヒアリングとアンケートで現状を徹底分析。
• 全社セミナー「将来のビジョン」「会社のミッション」を通じ、共通の目標意識を醸成。
• 全店舗で評価基準と業務マニュアルを標準化し、店舗間連携を強化。
• 継続的なフォローアップとフィードバックで、現場からの改善提案を迅速に反映。
【成果】
• 全国店舗の総売上が年間20%増加。
• 従業員のエンゲージメントスコアが向上し、経営への参画意識が強化。
• 統一されたサービス品質により、顧客満足度が大幅にアップ。
• 2年で伴走型支援の完了。
導入事例8:サービス業におけるメンタルヘルスケア強化で社員定着率向上(サービス業 H社)
【背景と課題】
• 従業員数:90名
• 業務負荷と人間関係のストレスからメンタルヘルス問題が多発し、離職率が高い状況。
【OMS伴走型コンサルティングの対応】
• 社員アンケートや1 on 1面談でストレス要因やメンタルヘルスの現状を定量的に把握。
• 「つらくなった時の対処方法」や「ストレスマネジメント」セミナーを定期開催し、個別サポート体制を整備。
• 社内全体で利用できるメンタルヘルスケアのガイドラインとサポートマニュアルを作成。
• 経営者・人事部長への進捗報告を実施し、組織全体の取り組みとして推進。
【成果】
• 導入後、離職率が2年間で12%→5%に改善。
• メンタルヘルスに関する相談件数が40%減少し、早期問題解決が実現。
• 職場環境の改善によってチームワークや協力体制が強化され、全体の生産性が向上。
• 1年で伴走型支援の完了。